ある画家は言う。「春の土手に出てきたつくしのようだ」
そんな風に批評される前田誠の絵の魅力がギュッと詰まった一冊です。
▼ 以下、作品集より一部抜粋
波打ち際に大きくて赤いものを発見した。近づいたら60cmもあるイカだった。
道をかいて広いところにいるようにイメージして描いたんや。
教会へお祈りに行った。ミサの後、ミリオンベルが目についた。いっぱい花がついていて今描いてくれという感じ。